あっちゃん

エンパイア・オブ・ライトのあっちゃんのレビュー・感想・評価

エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)
4.0
『アメリカン・ビューティ 』、『1917 命をかけた伝令』などのサム・メンデス監督が、イギリスの映画館を舞台に、年齢差と人種の違いを超えた男女の切ない恋を描いたラブストーリー。

1980年~1981年のイギリス。海辺の田舎町にある映画館・エンパイア劇場で働いている中年白人女性ヒラリー(オリヴィア・コールマン)は、つらい過去を抱えて生きてきた。彼女は、その劇場に新人スタッフとして加わった一人の黒人青年スティーヴン(マイケル・ウォード)と恋仲になるが、やがて二人は思わぬ事件に遭遇する。

本作の見ものは、何と言っても『女王陛下のお気に入り』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したオリヴィア・コールマンの圧巻の演技。ハイミスで総合失調症の主人公の悲哀が、ひしひしと伝わってきた。

違和感を感じたのは、エンパイア劇場の職場が寛容すぎること。職場でセックスするのもどうかしてるが、普通ばれたらクビですよ。
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