予告を見て見たくなったので鑑賞。
A UNIVERSAL PICTURE A COMCAST COMPANY FOCUS FEATURES A COMCAST COMPANY。
【姿勢を見る映画】
告発の末に発露する彼女の狂気はわかった。そのために緊張感を持って彼女の実態をジリジリと描いているのは分かった。しかし、過程を眺めているだけで、異国に行って、へー。そんな感じで自分の中では終わってしまう映画だと思う。
キャンセルカルチャーというぐらいだから、加害者の彼女、被害者の彼女の姿勢をみる映画なのだと思うが、なにも残らなかった。
自分が音楽に関して無学なのも影響していると思う。
ターは確かに演技力が試される役だとは思った。でも、、彼女の姿勢に心の目を向けるには、ちょいと、ノイズが多かったような気がする。
それは現代的文脈で、菜食主義やジェンダーの在り方の変化など。性的指向に社会的性別、そうしたノイズ。
うん、少なくとも今の私の理解力では、ノットフォーミー。ということでこの評価。