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ケイト・ブランシェットは星10。
冒頭の超長セリフといい、貧乏ゆすり学生の講義の長回しといい、
すごい演技だわ。
指揮はもちろんだけど、こんな役、他に思い当たる人いない。
しかし、監督さま、いくらなんでも
編集ひとりよがりすぎやしないか?
特に後半、そんなサイズの構図で、セリフなしで、状況カットだけぽんぽんつないでは、高尚な編集というより、自分に酔ってる感に見える。もっというと、手抜きにすら見える。
ボート?で血流してる夢の中の1カット、そんなところに入れて。
こういう演出を芸術的というかどうか、わからんすれすれだった。
批評家受けと、ケイト・ブランシェットのワンマンショーを見せたかったのかしら。
なぞいっぱいの演出と、編集だった。地獄の黙示録も。
リディアも、「セッション」の鬼コーチも、自分には、モラハラでもパワハラでもなく、いたってまともなヒトに見えるのは、同年代だからか??うちの師匠もあんなんだったぞ。だれも追い越せないワザと仕事でだまらせてたみたいな。
そしてセクハラに関しては、若い子たちが、勝手に近寄ってきて利用してるだけで、むしろ被害者はどっちやねん。ごはんだけちゃっかりごちそうになって。
こえーのは、常にスマホで撮影して、チャットで悪口送ってる若い子たちのような。
ジャニーズとはわけが違う。
すごいヒトがゆえに、孤独で、周囲にはめられ、陥れられる人生。
ひょっとして監督は、それが言いたかったんかな?
別にベルリン・フィルじゃなくても良さそうだけど、トップに君臨して指揮をとる最高責任者が、画的にもわかりやすい指揮者で比喩したかったのかな。
うちのz世代の学生は、どう思うんだろうか?
ケイト・ブランシェットの演技のすごさが理解できるかいな?
とりあえず、足腰痛めてるからといって、荷物持ってもらうとパワハラになるんならやめとこう笑。
追記:
先日、学生ちゃんから「結局、この学校ってせんせいにヒイキされて、お気に入りになるかどうかですよね?業界に入っても、エライ人に気に入られるかどうかですよね?」と言われた。
答え。せんせーたちにヒイキされるコは、「最初からうまいコ」か「うまくなろうと努力してるコ」。業界でエライ人に気に入られるコは「仕事ができるコ」。あんたはどれや?
そんなこと考えるヒマがあれば、まず目の前にある台本のセリフ覚えええ。