ケイト・ブランシェットの演技だけかなり引き込まれた。
正直ストーリーは全然理解しやすいように作られてないし、別にあっても無くても良いようなシーンが多い。
ただ、どのシーンでもケイト・ブランシェットの迫力が凄い。
ガツンと衝撃をくらうわけではなく、ズシンと重い石でジリジリ責められているような緊張感があった。
冒頭は長回しでじっくり見せるシーンが多かったが、後半はポンポンとシーンが展開していくので、緩急がついていて飽きなかった。
ラストの突拍子もないシーンは若干面食らったが、皮肉がきいていてこれはこれでありかも。