Yoshimasa

リベリオンのYoshimasaのレビュー・感想・評価

リベリオン(2002年製作の映画)
4.1
初めて見たのは10年くらい前だったか。
確か「ダークナイト」の影響でクリスチャン・ベールが気になり、
「マシニスト」とあわせてこの作品をツタヤで借りた記憶がある。
今見ても面白い。

このご時世、足りないものは何かと聞かれたときに、
真っ先に「洋画」と答える。
もちろんサブスクやソフト等では見られるが、劇場の大スクリーンで見たい。
やっぱりあの空間で見る「TENET テネット」は最高だった。
こうなるともっと見たくなる。
今度は何も考えずに、娯楽として純粋に映像として楽しめるような、
もしくはヒーローがばったばったと敵をなぎ倒していくような、そんな作品。
そんなときにこの作品はうってつけだった。

”ガン=カタ”と呼ばれる、なんかカンフーに拳銃を取り込んだ、
まったく新しい武術。
要は超絶かっこよく弾込めて打ってを素早く繰り返しながら敵を倒す、
そんなこの映画のためだけに作られた武術を操る主人公が、
統制された近未来の世界で疑問を感じ、反旗を翻す物語。

ロープアクションなのだろうが、クライマックスの戦闘パートは、
やっぱり興奮する。
クリスチャン・ベールがただただかっこいいだけの映画。
2000年代初頭の映画ということもあって、若干の古臭さを感じつつも、
なんかこのころの近未来感(制服とか髪型とか)も結構好き。
まるでターミネーターかのように無表情で次々に打ち殺しまくるクリスチャン・ベール。
実はこの映画の彼が一番かっこいいのでは?

こんなアクション映画がまたいっぱい作られて、
いっぱい見られるようになることを願う。
Yoshimasa

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