錦糸町の映画館にて。
最後列に座ったが、隣は2席空いていてその奥はカップル。
映画が始まって体育会系の男子大学生2人が自分の横に座る。
ポケットに詰め込んだおにぎりやらパン、1Lのパック飲み物を取り出し、
喋りはしないもののムシャムシャ、パクパク、ガシャガシャ。
本編見つつも、そちらも若干気になる。
見かねた奥のカップルの彼女が「静かにしてください」と注意。
一旦静かになるも再度ガシャガシャ。もう一度注意。
静かになったのち、またガシャガシャ。
するとカップルの彼氏のほうがスクッと立ち上がり、2人を無言で威圧し始める。
その様子を横目で見ながら、映画がだんだん面白くなりそうな場面で、
「こっちでも面白いことが起こっとるー！」と一人興奮。
しかし、そこでシュンとなったのか2人はその後映画が終わるまで物音ひとつ立てずに鑑賞。
上映終了後はそそくさと劇場を後にしていた。
とまぁ、なかなか面白い体験だったが、
別に映画を見ずにそっちばっかり気になっていたわけではなく、
ちゃんと本編も楽しんだ。
「ブレイキング・バッド」を見ていた自分としてはボブ・オデンカークが
主人公を演じるのは嬉しいものの、だいぶ地味。
でも彼でなくては成立しない作品。
何者でもない普通のおじさんがジョン・ウィックばりにブチ切れる様は、
見ていてスカッとしたし、しかも最強ではなくちゃんとケガもするので、
そこもハラハラポイント。
続編作ってほしいな。
