ハリーポッターシリーズに青春を捧げた全オタクへのご褒美みたいなドキュメンタリー。
主演の3人のトークを中心に、懐かしいあの世界のキャラクターを演じた様々な役者たちが一堂に会す。一大フランチャイズの同窓会を見ることができる幸せを噛み締めながら視聴した。
幼くして成功を手にした人がその後も幸せであるとは限らない、というのは全ての子供を主人公とする映像作品の抱える業だけど、
子供の頃から過酷な世界に身を置き続けた主演3人が、色々な辛いことを乗り越えて今もハリーポッターを大切に思ってくれていることそのものがこの映画の最大の功績なんじゃないかと思った。
本人たちは勿論、監督やご両親はじめ、まわりの大人が素晴らしい人間ばかりだったのだろうな。
終盤、涙で前が見えなくなるくらい泣いてしまった…。
