タイトルとジャケットから『粋なお嬢さん方の平和な話』かと思ったら!ちょっと違った!(;^ω^)
終戦後の遊郭を舞台とする逞しい女性達が描かれたお話で、日本の風俗事情をドーーーーンと見せられる。
店の名が『日ノ丸楼』から『ハレム』へ変わる時には、時代の移り変わりを感じて「おぉ...」と思ったり。
嫌悪感あるシーンはソフトに、その後は人間みにフォーカスした作りになっていてホッと安心。
この作品の女性達と言ったら、豪快かつ楽しそうに描かれていてちょっと笑ってしまうシーンもあったり。
時代に馴染めないうぶな主人公、
卒論のためインタビューに来ました!とノリノリで店へ乗り込んでくる加賀まりこ様(その潔さがまりこ様すぎてスキ)、
それぞれが美しかった...
(しかしまりこ様はチョイ役だった...泣)
個人的に60年代の作品が好きで、役者たちからその雰囲気を感じられて良かった!喋りのスピードとかねw ダークさと女性達のあっけらかんとした様子のバランスにグッときた。