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A E I O U - A Quick Alphabet of Love(英題)
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『A E I O U - A Quick Alphabet of Love(英題)』に投稿された感想・評価

Omizu
3.7
【第72回ベルリン映画祭 コンペティション部門出品】
『ワイルド わたしの中の獣』ニコレッテ・クレビッツ監督作品。ベルリン映画祭コンペに出品され、ドイツ映画賞では編集賞にノミネートされた。

中年女性と若い男の風変わりなラブストーリー。思っていたより面白かったかな。中堅監督の底力という感じでユニークな作品になっている。

ラジオドラマ?Kindle的なやつ?の声優をつとめる中年女性がひょんなことから出会った若い男と恋に落ちるというありがちな話ではあるが、飄々としたテンションがなかなかいい。

地元枠とはいえベルリンらしい語り口だと思うし、描き方も一辺倒でなく単調になっていない。

エンドロールで急に日本語の歌が流れたのはびっくり。言葉を生業にする主人公の物語ということでこだわりを感じる。

なかなかにユニークで面白い作品だった。過去作も観てみたいと思わせられる秀作。
[ドイツ、母音のレッスンと恋のレッスン] 30点

ニコレッテ・クレビッツ長編四作目。60歳になるアナは全盛期の過ぎた女優で、今ではプライドの方が収入より高い。家賃も滞納しているが、下階に住む大家は寛大で仲も良い(大家は迫力のあるウド・キアであまりにも役不足)。ある日、彼女はひったくりの青年に恋をしてしまった。そして、渋々引き受けたスピーキングコーチの相手が、その青年アドリアンだった云々。題名の"AEIOU"は母音の羅列であり、アドリアンへのレッスンでも登場するのだが、"全て(Alles)はAから始まる"という言葉、そしてアナとアドリアンという名前から察するに、Aにしか興味はないようだ。映画はアナ、アドリアン、世界のすべて!みたいな感じの関係に至るまでの短い期間を描いている…わけだが、単純に"一目惚れ"!というだけしか描かれないので、二人が互いに夢中になるという一番大事な部分が繊細さに欠けて全く訴えかけるものがない。退屈でベタベタなメロドラマを年齢差付けて再演しただけ(ちなみに年齢差恋愛関係をMay-December Relationshipと呼ぶらしい)。コンペに入ったのは地元枠だからと思いたい。
ベルリン映画祭オンライン試写で。奇妙な愛を貫く年離れた男女の恋愛をコミカルに描く。なぜ最後が、竹内まりやなのかは謎。