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僕の名前はルシアンのnanaのレビュー・感想・評価

僕の名前はルシアン(2022年製作の映画)
3.0

美しいサイコパス
柳俊太郎主演という事で鑑賞。

監督が写真家という事もありジャケ写がとても美しい。

鑑賞してみるともう少しルシアンの背後を描いて欲しかったなぁ、という感じ。
もっとゾクゾクする柳俊太郎が観たかった。

これはサイコパスより家族の物語。

メンヘラの娘。
エロい新興宗教の教祖にハマる母親。
ステイタスはあるけど家族と噛み合わない父親。
世渡り上手なようで不満いっぱいの姉。

演出なのか全体にキャストの演技が大袈裟でリアリティが遠すぎる。
大鶴義丹さんなんかもう可哀想なレベル。
せっかくの柳俊太郎がーーー😰

実際の事件から構想を得た作品という本作。
こういう人達の心境は全く理解出来ないが、このような事件はよく報道されるので大事に至らなくてもネット上ではこんな出会いが蔓延しているのだろう。

なんか気持ち悪くなった。

~~~~~舞台挨拶~~~~

大山千賀子監督
あかねを投げるシーンはイギリスまで行って撮った。
登場人物全員があくびをしているシーンが必ずある。
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