sakura

20世紀のキミのsakuraのレビュー・感想・評価

20世紀のキミ(2022年製作の映画)
3.9
20世紀(1999年)の初恋の行方は。。
そして21世紀へ。

素敵なタイトルのイメージそのままに、青春時代の友情や恋が描かれています。

パン・ウリ監督、学生時代の友人との交換日記から着想を得たとのことです。

親友のヨンドゥ(ノ・ユンソ)が同じ高校の人気者ヒョンジン(パク・ジョンウ)を好きになり、応援するため彼の情報集めに奔走するボラ(キム・ユジョン)。ヒョンジンの親友ウノ(ピョン・ウソク)とも仲良くなって行き、恋心は交差して行く。。

映像が美しく、懐かしさを感じさせます。
同じNetflixの🇰🇷ドラマ「二十五、二十一」に雰囲気が似ていました。
分厚いブラウン管のパソコンやテレビ、公衆電話に並んだり、ポケベルも登場。

20世紀の17歳、高校生のボラをキム・ユジョン、そして21世紀、大人のボラをハン・ヒョジュが演じています。この2人は雰囲気がシンクロしていて、幼さと大人っぽさの差は丁度良かったです。

🇰🇷ドラマ「青春の記録」でパク・ボゴムと並び、メインキャストだったピョン・ウソク。
元モデルで背が高く(187㎝)、ユジュン(164㎝)と並ぶと大分身長差を感じました。

駅のホームでの2人のシーンは切ないの一言。電車に乗って男泣きする彼には、観ているこちらも泣きそうでした。

高校生の友情、片思いの恋、どうにもならない別れの悲しさ。
初恋の彼と音信不通になってしまい。。

ボムが彼と同じ大学に行きたい一心で勝手に勉強頑張ったり。そんな独りよがりで一生懸命な所にも青春を感じました。

そして年月が経ち、ハン・ヒョジュ演じる大人のボラが、ある物の中に大切な者を見つけます。それだけでも泣けてきますが。。

ラストはあのコトバで胸一杯になり、涙。。

爽やかなのに泣けてきます。
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