恥ず…。
レビューを書く今日まで、
「夜又(よるまた)」って読んでいた。
恥ず…!!
「夜叉(やしゃ)」ね。
各国のスパイ達が秘密裏に活動する中国・瀋陽。韓国国家情報院の国外での極秘任務にあたるブラックチームを指揮するガンイン(ソル・ギョング)は任務の為には手段を選ばず、"夜叉"の異名で知られていた。彼らの瀋陽に関する報告が全て偽造だと気付いた本部は、ソウル中央検察庁のハン・ジフン検事(パク・ヘス)を特別監察官として同地に送り込む。夜叉とブラックチームの活動を調査するジフンは、やがてスパイ達の攻防に巻き込まれ—— 。
作品毎に全く違う表情を見せる、まさにカメレオン俳優のソル・ギョング。冷徹非情な暴力のカリスマ、ガンイン役にピッタリ。
彼が率いるブラックチームの実行部隊は小柄な女性とロン毛とIT系童顔の3人。彼らが何せ任務の為なら余裕でドンパチかますガチ勢。
そんな中におばたのお兄さんみたいな顔のジフン検事が、まぁ足手纏いだわ、邪魔するわで、そこそこストレス。
大義の為なら手を汚す事も辞さないダーティーなソル・ギョングと、正義を貫き違法を許さないパク・ヘス。この正反対な2人のコントラストが映える。
日本の公安調査庁のロビイストで、冷酷なアジア最強のスパイという裏の顔を持つオザワ役に池内博之。この人、完全にアジア進出に成功したよね。
何せ夜叉チームの面々がカッコ良い!!
キレッキレのアクションシーンは楽しめるものの、韓国、北朝鮮、中国、そして日本のスパイが入り乱れるストーリーは少々掴み難く、すんなり頭に入ってこない。
バラバラになったチームが再び招集されるラストシーンは続編を期待させるものではあるけど、このクオリティなら続編はやらないだろうなぁ。
ソル・ギョング推しと
池内博之推しと
おばたのお兄さん推しにはおススメ。