しろくま君

マーターズのしろくま君のネタバレレビュー・内容・結末

マーターズ(2007年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

普通にきっしょい。きっしょこわい。急に宗教。シリアルキラーよりも宗教の方が1周まわって怖い。

ドランちょっとしか出てないらしいけど、ドランが出てるから観なければいけない…という使命感で観た。すぐ死んだ。銃であっけなく死ぬのはいい。

シリアルキラーに監禁されましたネタだと思ってたから、途中で謎の生物みたいなの出てきて「はぁ😠聞いてないんですが😠」ってなったが、割と序盤で妄想だと気付けた。幼少期からリュシー薬やってんのかよって思ってたけど、やはり幻覚。だってそうじゃなきゃ、家の中で傷縫わないもん。アンナ強すぎだろってなっちゃう。

アンナがずっと強すぎ。あの施設がなんなのかわからないが、15年も意味わからんやつと寄り添えるのすごいな。付き合ってたのかな。だとしても、地下に行けるの強いし拷問されてる女を必死に助けようとするのも強い。女神すぎる。リュシーが死体片付けろよってずっと思ってた。

リュシー自殺したところでまだ50分以上あった時点でアンナは終わりですわとは思った。

その分、アンナが捕まってからが悲しすぎた。急に宗教出てきて「???」って感じだったし、監禁されてから何回も殴られんのと謎の飯食わされんの多すぎ。せめて2回だろ。あと暗転多すぎて笑った。人体模型になったところは怖い。

暴力と飯の監禁しか見させられてないので、境地に達する理由はわからなかった。アンナが女神だから?

最後、教祖みたいの死ぬの哲学すぎる。他人の哲学のために人生壊されたくないな。