ヤマダタケシ

透明人間のヤマダタケシのネタバレレビュー・内容・結末

透明人間(1933年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

2020年7月15日 amazonプライムで

・透明人間になるということが単に透明になるという事では無く、性格自体も凶暴化させるという事になっていたような。ある意味、透明になると言うのでは無く〝透明人間〟という怪物になってしまうような。

・ただ凶暴とは言いながら、彼が警官や村の男たちに対して行う暴力はどちらかというとイタズラしているような感じで、なんとなく透明になったのが楽しくて仕方ないという感じ。

・その結果調子に乗って、うっかり納屋で寝てたら包囲されてるといううっかり具合も含めて割と愛すべきキャラとして描かれていたような。

・シャツだけになった透明人間を警官が追いかけるシーンなど、CGの無い時代なので恐らくシャツを吊って撮ったりしていたのだと思うが、視覚演出がかなりすごい。