とかく煌びやかで美しいミュージカル映画。
パリのボヘミアンたちの荒廃した感じと、煌びやかな舞台の世界、いかにもな貧富の差と力関係。
ストーリーは分かりやすくオーソドックスだけど、視角聴覚が満足する。
「愛を讃える物語」ってエンドロールの最後に出てくるけど、いかにもな題材だよね(笑)
ビートルズ、マドンナ、エルトン・ジョン、誰もが耳にしたことのある愛の歌を組み込んでるから親しみやすい上に、もともと生の演劇やミュージカルが好きだと、オペラ座の怪人とか名作ミュージカルへのオマージュかなって思うところもたくさんあって、サービス精神旺盛な、おもちゃ箱みたいな作品だと思う。
しかし、この時のニコール・キッドマンは絵画のような美しさだし、ユアン・マクレガーもプロトタイプハンサムよなあ…
つべこべ言わずに、目と耳で楽しめ!とオススメします。