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僕らの世界が交わるまでのnaocoのレビュー・感想・評価

僕らの世界が交わるまで(2022年製作の映画)
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予告編(と、ポスタービジュアル)で「あ〜、親子モノね〜」とスルーしようかと思っていたが、それだけではないというレビューを見かけていざ鑑賞。

同じ空間にいる他者とコミュニケートする態度のお話で、乱暴に言えば「とにかく人の話をちゃんと聞け、真っ直ぐに聞け」ってことだ。
ライラに歌を聴かせようとして隣に座りなさいよっていうシーンがなんだか示唆的。ラストシーンの動画の音声がかぶさるところなんかは字幕のせいかド直球な感じだった。

わたしはエヴリン的な気質が少なからずあって(この先さらに年取ってゆくとき気をつけようと思っているが)こうして客観的に見せられると自己嫌悪に陥るしんどさがあった。年齢を重ねるほど行動のクセを変えるのは大変だけれど修正できるよう意識的でなければならないなあと考えたりしてさらに疲れるなど。
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