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バービーのnaocoのレビュー・感想・評価

バービー(2023年製作の映画)
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幾重にも批判的で皮肉が効いていて最高に好きだ。Dolby Atmosのいいスクリーンで観てよかった。モブの何気ないセリフまで一言一言にちゃんと意思が込められていてすごい。

児童向け玩具がモチーフなのにすごく大人向けの物語だという感想を見かけたが、私はこれはサーシャ世代に向けた旧世代からの手紙なんじゃないかという気がしている。作り手の思想が投影されている人物ってママ(と、ルースも?)だよね?

ただ、男女問わずこれが“鼻につく”感じも理解はできた。進歩的でwell educatedな女の子たちがクスクスやってるムードはなくはない。わかる人はわかるよね〜って。メタ要素とか。感じ悪いと思う人いるよな、きっと。

登場したバービーズの中では変てこバービーが1番クール。で、鬱のバービーが“現リカちゃん”すぎて爆笑。

ライアン・ゴズリングが徹頭徹尾くっそダサくて好きになりました。←もちろん演者として、です。
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