キモサベ

はい、泳げませんのキモサベのレビュー・感想・評価

はい、泳げません(2022年製作の映画)
2.8
地毛? 麻生久美子って、髪長っ!
ロングのイメージはあったのですが、こんなに長かった? 今更ながらに驚きました
・・・全く、映画とは関係ありません 失礼しました

では早速、感想です
『どこか“裏切られる”内容の映画』というのが感想でした

“水が怖い”生徒と“外が怖い”コーチのお話・・・ですよね
だから前半あたりまでは、『ふ~ん、二人のロマコメか』と思って観ていたのですよ ドタバタ的な
が、いつのまにか主人公の“息子”をめぐる黒記憶の話となり、こっちも“姿勢を正し”て観ることとなってました

映画を観ていてこの“裏切られる”は、よくあることですよね
『そうきたのかぁ』『やられたぁ』・・・的な

でも本作は、ちょっとそれとは違う裏切られ方だったような?気がするのです

例えば、冒頭の雄司(長谷川博己)と美弥子(麻生久美子)のシーンでは、彼女のしゃべる関西弁の違和感だったり、いきなり通行人が駆け寄ってきて“納豆攻撃”だったり
中盤の雄司と静香(綾瀬はるか)の電話の“二分割”画面から、いきなり枠を越えて、静香が雄司の腕をつかんだり
・・・など、自分には意表を突かれた、というよりむしろ“違和感”さえ覚えてしまいました

あるいは、ストーリー的には
雄司と静香のハッピーエンド?
いやいや、雄司と美弥子がよりを戻す?
って、結局シングルマザーの奈美恵(阿部純子)かいっ!
・・・みたいな 
かえって雄司の“宙ぶらりん”感が際立ってしまいます

それと、決定的なのは
雄司の“水恐怖”なんかより(失礼)、静香の“外出恐怖”の方がよっぽど重大(重症)だろっ!・・・です
あんた、人の泳ぎの心配してる場合じゃないんじゃね? 医者行きなよ
雄司も、わかったんなら心配してやんなさいよ
・・・お二人とも、プールで“抱き合ってる”場合じゃござんせん

ついでに、綾瀬のビクビク外出のシーンの演技は『コメディかっ!』と、思わずツッコんでしまいました

・・と原作さえ読んでいないのに、あれこれ言いたいこと言って(書いて)しまいました
こちらのピントが外れていたら申し訳ございません

【追伸】
綾瀬はるかコーチの水着姿が拝見できたので、結果オーライです(不純)
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