カンパッチー

私は世界一幸運よのカンパッチーのレビュー・感想・評価

私は世界一幸運よ(2022年製作の映画)
3.4
親友以外みんなクソ!!娘を信じて味方になってあげない母親も、自分の都合のいい過去を乗り越えて明るくて面白い彼女としか見ていない婚約者も全ての人が親友以外最低。

作品として見ると前半は正直退屈です、テーマというか彼女がヤラレたことはプロミシングヤングウーマンと同じことです、プロセスというか解決方法は全く違いますが、ほとんどの女性が認めたくはないけど大なり小なりこういったことは経験し、蓋をするであろうことを主人公はとても勇気があると思います。自分の傷を見ないふりはできるけど、見ないだけでかさぶたにもならず塞がってないんですよね、、

出来たら加害者にスカッとジャパンできる展開ならよかったけど、そこは仕方ないか…しかし、彼女の最後の捨て台詞にスカッというかカッコイイ!と思えたのでよかったです。