2023年の東映って「ONE PIECE」「スラダン」のアニメ版映画で儲けたはずなのに、「レジェンド&バタフライ」「新カメ」と本作で利益を吐き出したんじゃないかって、プロデューサーが共通、かつ、そのPが年末に退社って劇的な仁義なき戦いと本作を重ねてしまえるのが悲しい限り。
綾瀬はるかさんに長谷川博己さんに罪はないけれど、なんなんだろうねこの違和感。
雰囲気は韓国映画「お嬢さん」を彷彿させるんだけど、予定調和から脱せないストーリーに、お芝居ができない客寄せ忖度キャスティングに山本五十六にはおおよそ見えない起用はカオス的としかいえない。
「お嬢さん」みたいにあっと驚くエンディングが用意できないのはなんなんだろうね。
続篇は残念だけどないだろうね。
っていうか、謎でカオスなキャスティングは「北京原人 WHO ARE YOU？」の頃から変わらない東映って、活動屋精神健在なんだろうけど、滑ったとしか思えない。
そうそうオープニングの秩父のシーンはタランティーノの「イングロリアス・バスターズ」のオマージュかな。出来損ないだけど。
