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ファルハのyooyooのネタバレレビュー・内容・結末

ファルハ(2021年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

イスラーム映画祭9(パレスチナ)

<公式より>
1948年。パレスチナのある村に暮らす14歳の少女ファルハは、伝統に縛られず都会の学校へ進学したいと望んでいた。父に願いを聞き入れられ、よろこぶファルハだったが、やがて彼女の村にも民族浄化の波が押し寄せてくる・・・。

村の牧歌的な美しさを楽しむのも束の間、食糧庫の中で息を潜めて隠れる時間が永遠に思えるほど辛い。
赤子を踏みつけなかったのがせめてもの救いだけど、結局は死んでいくだけ。。。
「ナクバ」という言葉が重く重くのしかかる。

映画の後のトークが凄すぎて、映画が前菜になった感もあるが、なんとなく思っていたことが的確に明文化され、大きく頷く。
見過ごしてはいけない。忘れてはいけない。
放っておいたらパレスチナ人が壊滅するまで彼らは止めない。
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