このレビューはネタバレを含みます
イスラーム映画祭9(エジプト)
<公式より>
12世紀末、ムワッヒド朝下のアンダルス。カリフの次男アブダッラーは踊り が好きな若者だったが、イスラームの過激思想に取り込まれ歌を忌避するように。大法官であり哲学者のアヴェロエスにも、焚書の危機が迫りつつあった・・。
エジプト一大叙事詩?!登場人物が多いってどっかで見かけたので、パンフでチェックしておいて大正解。いきなりだったら見分けつかなくて、あちこち飛ぶ物語についていけなかったと思われる。
歌と踊りも多いし、インド映画にもありそうな感じなんだけど、そこはエジプト、やっぱり宗教絡み。焚書って最悪な弾圧だな。
酒場の女主人のフラメンコ風の踊りが最高!ちょっとベリーダンス風味もあり、さすがエジプトだわ。舞台はコルドバらしく、メスキータっぽい模様もあったけど。
ただ物語は抑揚がないとゆーか、淡々としていて、もっとドラマチックにすることもできただろうに、とちょっと残念な感じだった。