おかみにゃん

キル・ボクスンのおかみにゃんのレビュー・感想・評価

キル・ボクスン(2023年製作の映画)
3.0
5/1
 凄腕殺し屋のキル・ボクスンは、「殺しよりも子育てのほうが大変」だと悩む思春期の娘を持つシングルマザー。娘のためにも、殺し屋から足を洗おうと思っているが、組織のボスが認めてくれない。そんななか最後のミッションのつもりで受けた指令に納得がいかず背いたことで、組織から狙われてしまう。
 題名でもわかるように、この監督はキル・ビル信者。流血シーンや刀の演出はオマージュそのもの。
キル・ビルが観たくなる。
 人がたくさん死んだり、血が飛び散るのが苦手でなければ、娯楽映画として楽しめる。

それにしても韓国の俳優さんは演技の振り幅が大きい。
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