カオリ

イル・ポスティーノのカオリのレビュー・感想・評価

イル・ポスティーノ(1994年製作の映画)
4.2
風景や台詞がとにかく素晴らしく、ずっと観ていられる系の映画です。

◎ストーリー
ナポリ沖合の小さな小島を舞台に、貧しい純朴な青年が、島を訪れた詩人との友情を通して次第に自己に目覚め、愛を知り、人間として成長していく姿を、温かくユーモラスに描いた感動編。
実在したチリの詩人パブロ・ネルーダをモデルに、同じチリの作家アントニオ・スカルメタが書いた小説『バーニング・ペイシェンス』を、主演したイタリアの喜劇俳優マッシモ・トロイージが映画化した作品。
◎余談
マッシモ・トロイージは、予定していた心臓移植の手術を延期してまで撮影に臨んだが、クランク・アップの12時間後、95年6月4日に41歳の若さで亡くなっている。

映画としても素敵で泣けるのですが、クランクアップの12時間後に主演が亡くなっているって…考えるともう無理、涙腺崩壊必死の作品です。
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