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かがみの孤城のにをのネタバレレビュー・内容・結末

かがみの孤城(2022年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

2024年7本目『かがみの孤城』

小説読んでから観たいなと思っていたが、金曜ロードショーで放送されるとの事で録画して鑑賞。
あらすじも何も知らずに鑑賞し始めたが、想像以上に分かりやすく、小説ベースならではの伏線の張り方やまとまり方で面白かった。
原作の表紙やら本の分厚さが大人向けなので難しいのかと身構えていたが、絵柄の可愛さも相まって角川つばさ文庫にあってもおかしくないくらいその世代の子達に向けた作品だった。(原作を読んでいないので文となるとまた違うのかもしれないが)

それぞれがしんどいものを抱えていて、共感できてしまう所も多かったので苦しくなるシーンもあったが、最後はそれが清算されるようなさわやかで温かい。みんなしあわせになれ。。。

小説だと見た目がはっきりと分からないが、アニメーションだったので早々にアキちゃんと北島先生が似ていることからもしかして…と察してしまった。それはそれで最後まで抱えたまま楽しめた。

どうやら今回の金曜ロードショーではエンディングカットだったらしく、そこまであってこそのこの作品らしいので、次見る時は別の媒体で観るつもりだ。
そして早速本を借りて読もうと思う。また素敵な作品に出会えた。
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