このレビューはネタバレを含みます
2024年6本目『インターステラー』
劇的な環境変化により寿命が尽きかけている地球。
元宇宙飛行士で農夫のクーパーは、人類が移住するための新たな星を探す任務で宇宙へ旅立つ。
愛する家族がこの先も生きられるよう着々と任務を全うしていく。
映像美は然ることながら、妙な納得感がある。難しいことはわからないが、家族愛や次元の出来事の根拠が忠実に描かれている。
SF映画に関しては、とんでも展開があって終わり方にモヤモヤが残る印象があったが、一つ一つの展開が丁寧に作り込まれていて面白かった。
スケールが大きいだけのSFではなく、人間ドラマに焦点を当てているためか、没入感もしっかりと味わえる。
伏線回収も綺麗にしていて、最後には続編も期待させるような終わり方。
約3時間というなかなか長い映画だったが楽しめた。