みりお

グッバイ・クルエル・ワールドのみりおのレビュー・感想・評価

3.2
海の見えるところで、のんびりと暮らす…
誰にでもできそうなことを、できないとこまで堕ちてしまったクズたちの、しんどいお話だった🥺
裏切りに裏切りが続く世界を生き抜いてきた2人が、穏やかで悠然とした海を見ながら、「こんなとこで暮らしてみたかったよなぁ〜」と呟くのは、観てるの辛かったな。

この世は二極化していて、搾取される側は一生搾取される側、堕ちたら二度と這い上がれないというのは、すごく納得。
たしかにお金は既にあるところにしか集まらないし、一度躓いた人に対して社会はすごく厳しいし、この世の汚いところ・触れたことない部分を、まざまざと見せつけられた感じがしたな。
ポスターや予告のイメージとは、少し違った😂

海を眺めながらの銃声を聴いて、心に重たさがのしかかっているけど、劇中の雰囲気はなかなかポップ✨
バイオレンスシーンも大量、かつ大きな音も満載なので、どちらかというと苦手作品だったけど、バイオレンスシーンにポップな音楽がかかっているのは好きだった😊🌈
冒頭のサンダーバードシーンに、ポップな色合いのヴィンテージフォントで『Goodbye Cruel World』とタイトルが出てくるのなんて、さいっこうに好きな雰囲気でした♡

フィル友さんにもお会いできて楽しい日だった〜💓
ありがとうございました(*´꒳`*)


【ストーリー】

元暴力団員の安西(西島秀俊)は、萩原(斎藤工)・美流(玉城ティナ)・浜田(三浦友和)と共にヤクザの資金洗浄現場から金を強奪するため、互いの素性を知らないまま、とあるラブホテルに向かう。
その後、彼らのもくろみにヤクザや警察、政治家といったくせ者たちが次々と介入し、金を巡るバトルに発展する。
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