シャイロックの子供たち。池井戸潤原作で、およそどんな展開になると想像はつきながら、魅力的なタイトルに惹かれ視聴。
ドラマ半沢直樹のような物語だが、それを超える興奮はない。派手なシーンも無く、余り制作にお金もかかっていないと思われる。何故映画にする必要があったのか?裏で誰かが暗躍している?そんな風に勘ぐってしまうのは、この物語にあてられたのかもしれない。
銀行員という職業の大変さを伝える良い教材ではある。また小学生の時にベニスの商人を読んで以来、シャイロックの事を悪く思っていたけど、少し見方が変わった。それも思わぬ収穫。
鑑賞後はウルフルズの借金大王が脳内再生されていた。借りた金は返しましょう。