墓まで持って行く覚悟で愛する者のために他人を犠牲にする。
おそらく誰しも同じ選択をするのではないだろうかね。
私も同じであろうと思うよ。
裏切り者が誰なのかは序盤で概ね分かるように構成されていたので、裏切り者を当てる映画ではなく、なぜ裏切ったのかを追う映画であろうな。
裏切った理由こそが、この映画のテーマであろうと思うよ。
そして、二者択一であった選択肢のいずれもが罪を背負う結果となることの切なさが、最後のセリフ「もう疲れたよ」に全て集約されていたように思う。
クリスパインの壮年メイクもなかなかに良かったと思う。
とても感慨深い、良い映画だったよ。
ありがとう。