Saltburnにつづき、最後でどんでん返しーという面白いドラマでした。
でやはり見たらプロデューサーがリーズ・ウィザースプーン。とにかく多彩な彼女だしなんか面白い料理を出してくれるだろうとは思ってたが、やはり面白かった。
映像は美しいです。
最初の雰囲気からどんな感じで来るのだろう、、と思ってたら最初の30分で物語が始まりかなりテンポが早いことに気がつく。
これはもう、不幸になるか幸せになるかしかない話だね。。とすぐわかるんだけど、ええ？どうなるのというスリラー感。
ただいろいろなところでのメタファーが美しかった。
｢捨てられる｣
ということの恐怖。それでも生きていかなければならないという強さ。
白人なのにマイノリティに落ちてしまった沼の住人。
どうして彼女は去らなかったのか？なぜ姉は帰ってこなかったのか？
やぐらに登った時
｢今までずっと近くにいたのに顔を見なかったみたい｣とも思える彼女の湿地帯。この湿地帯からプレデターを追い出さなければならなかったこと。も彼女の野生の生き方なのだろう。
色々考えさせられる。
最後の最後までジーンとくる映画だったんだけど。
なんでどこの場面も｢クスっ｣と笑う場面がなくて、それがちょっとしんどかったかな。やはり映画を見てるときには人の愚かさも描いてほしい。そう思わせた。
