Pam

The Kill Room(原題)のPamのレビュー・感想・評価

The Kill Room(原題)(2023年製作の映画)
3.8
サミュエルジャクソンが偽ユダヤパン屋役、ウマ・サーマンが資金洗浄のギャラリーオーナー。。で面白くないわけない。。

ギャラリーの実態をしっかり描いてる。

あのThe Menu の画廊版といえば良いのではないかしら。

コンセプチュアルになりすぎて滑稽な形に。

両者とも殺人事件がコンセプチュアルアートにされてしまう。ギャグのような。この現実を大いに笑っている。

現代アートは、本当に感動するのかという。本質的な疑問さえ提示してくれる。

もちろん現代アートもアートである。しかし、多くの人たちが意味が分からないのが現代アートである。

この滑稽さを低予算なりに笑っているのがこの作品である。

いわゆる芸能人格付けワインコンテストみたいなアート批評にうんざりしているサミュエルジャクソンとユマサーマンたちの役柄。

しかし笑いだけでは済まされない。

低予算かもしれないがとても面白かった。
Pam

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