サミュエルジャクソンが偽ユダヤパン屋役、ウマ・サーマンが資金洗浄のギャラリーオーナー。。で面白くないわけない。。
ギャラリーの実態をしっかり描いてる。
あのThe Menu の画廊版といえば良いのではないかしら。
コンセプチュアルになりすぎて滑稽な形に。
両者とも殺人事件がコンセプチュアルアートにされてしまう。ギャグのような。この現実を大いに笑っている。
現代アートは、本当に感動するのかという。本質的な疑問さえ提示してくれる。
もちろん現代アートもアートである。しかし、多くの人たちが意味が分からないのが現代アートである。
この滑稽さを低予算なりに笑っているのがこの作品である。
いわゆる芸能人格付けワインコンテストみたいなアート批評にうんざりしているサミュエルジャクソンとユマサーマンたちの役柄。
しかし笑いだけでは済まされない。
低予算かもしれないがとても面白かった。