ぺん助

ザリガニの鳴くところのぺん助のネタバレレビュー・内容・結末

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

ミステリーと恋愛小説が合わさったような作品。

犯人はいくつかのセリフや発言でほぼ予測がついて、やっぱりその通りでした。

ただ、ミステリーというには最後のどんでん返し部分(事件の真相)の解説が少なすぎて???状態で映画が終わってしまうから評価は下がります。
でも、カイアとテイトが結ばれて最期まで添い遂げることができたってだけでええねん。🥹

どうやってカイアが殺したのかについては、裁判で弁護士と検察が話してた通りらしいけど、なんせ映画ではその部分の映像化がされていないからイマイチ本当にカイアか?って納得できず、、

映画鑑賞後に小説版を読んだ人の感想とかをみたりしてやっとフーンと納得しました。
それでも深夜、街灯もない真っ暗の中、指紋を一つも着けることなくチェイスを櫓から突き落とすことができるのかなぁ🧐
しかも小一時間で。

テイトがいい奴だから、チェイスのイケすかない嫌な奴感が浮き彫りになってたけれど、強ちカイアを愛していたっていうのは嘘じゃないのかもね。

・貝殻ネックレスを肌身離さず身につけてた。
・カイアが作家デビューした報告時も「あまり調子にのるなよ」の発言からも、自分は親の仕事を問答無用で継ぐことになったけど、自分の得意で好きな事を仕事にしている彼女に対する嫉妬心があった。
・金持ちならではのレールが敷かれている人生故に、自由奔放に風のように生きる彼女がとても魅力的だった。

彼も暴力的じゃなかったらまた違う結末だったろうに、、
チェイスの惹かれた野生味溢れる彼女に、皮肉にもその独自の感性で「殺るか殺られるか・殺られる前に殺れ」ってことで"捕食"されちゃったってことね🕷️
ぺん助

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