たまごやき

映画刀剣乱舞-黎明-のたまごやきのネタバレレビュー・内容・結末

映画刀剣乱舞-黎明-(2023年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

前作『継承』をたまたまCSで観てハマり、2作目は絶対劇場で観たい!と意気込んで公開初日に鑑賞、期待しすぎて期待を大きく下回ったショックで当時はレビューをスルーしてしまった作品(苦笑)。

殺陣は最高、とくに中盤の三日月宗近、山姥切国広、山姥切長義の三つ巴の戦いは魅せる殺陣の最高峰レベルだと思う。
舞台で役と刀と共に過ごしてきた役者だからこそ出来る華麗な刀さばき。まあとにかくかっこいい。
刀剣男士の役者は演技も総じてよかった。

以下マイナス点
・ちっちゃいスライム?スーモくんみたいな鬼のCG
もしこれに予算が使われたのなら、残念すぎる。
それより柄本明と竹財輝之助の出演料に充てて、『継承』の山本耕史と八嶋智人くらい出演シーン作って欲しかった。
とくに竹澤晴明はいま大河ドラマでユースケ・サンタマリアが演じてる安倍晴明寄りの、政権を利用するくせ者系晴明ぽかったので、5分といわずもっと見たかった…。
・いきなりのホラー演出
顔を上げたら子どもの目が真っ黒って、、私にとってはほぼ呪怨(泣)
・女子高生審神者・琴音ちゃんの説得セリフが長い、長すぎる!
途中で「私に脚本依頼してくれてたらこんなことには…」と思うくらい長かった。。

まあこんなことになったのも、『継承』を観た後に、刀ステを何作品か観てしまったので、歴史モノ脚本への期待値が高めすぎたせいもあると思う。
(まあでも小林靖子氏は岸辺露伴とルーブルへ行ってしまったから、しょうがない)

とはいえ結局、通常→MX4D→4DX→通常(HELLO!MOVIE音声ガイド利用)で4回も観たので、最後の演出も含め楽しみどころもたくさんある作品ではあります。
映画としての評価は難しいな。万人におすすめ映画は、私の場合☆4以上なのだけど、殺陣好きな人で刀ステにどっぷりハマってないけど刀剣乱舞は知ってるくらいの人のほうが楽しめるかも?
たまごやき

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