いの

長ぐつをはいたネコと9つの命のいののレビュー・感想・評価

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100万回生きたねこではなく、9回生きているねこ。9つあったからこれまで自身の命を簡単に扱えたけど、8つを失って残り1つの命になったら死ぬのは怖くなる。“願い星”に祈って命を復活させたいっていう、ドラゴンボールみたいな争奪戦が展開される(違う)。とにかく表情が生き生きとして本当に可愛い。瞳ウルウルさせるとかもめちゃキュート🐱 🐶

これは、子どもが観てもモチロン楽しいと思うけれど、限りある命について切実さを抱えているオトナの方が染み入るかもしれない。少し病気を抱えているわたしは、生きている間はちゃんと生きようと思っているのだけれど、そんなわたしにも迫ってくるものがありました。字幕でみたけど、サルマ・ハエックにもフローレンス・ピューにもオリヴィア・コールマンにも気づかなかった💦 マカロニテイストも良くて、歌とかちょっとした一言とかがスペイン語で発せられるのもうれしい♪ 恐怖を知り、自分が怖がっているということを口にできるのは強さなのだということは、葬送のフリーレンでも語られているけど、今作でもそういうのがあってそれも染み入る🐱 🐶
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