このレビューはネタバレを含みます
ライダー映画特有の突飛なところもそりゃあるにしても、アクションに振り切って家族総出のそれぞれの持ち味で戦う方向にシフトしたのは正解な映画だったように思う。
坂本監督特有のエフェクトもモリモリの無双シーンは頻繁に挟まるのでビジュアル的に派手。
…なのだが、今作の見所はラストバトルを素面のステゴロ勝負という見せ場を用意し、基本フォームで決着を付けた事に価値があると思う。ガワが流用される程に処理し切れないぐらいフォームが溢れかえってるからこそ、この采配の価値が光る。
頭身伸びたラブコフはちょっとギャグっぽく見えてしまったけども。