Bluegene

スピリテッドのBluegeneのネタバレレビュー・内容・結末

スピリテッド(2022年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

ディケンズのクリスマス・キャロルの映像化は多いけど、これはまさかの後日譚。現在の亡霊としてダメ人間の更生機関で働くスクルージが、自分と同じく「救済不能」とされた男をいい人間に変えようと奔走する。

200年のあいだ「嫌な人間に過去・現在・未来を見せて改心させる」機関で働いてきたスクルージ。リタイアして人間としてやり直す権利を持っているのだが、自分が本当にいい人間になったか自信がない。救済不能男を改心させようと奮闘するあいだに、2人のあいだに友情が生まれていく。

とにかくミュージカルのツボを押さえてて、「えっ歌うの?」というまぜっ返しさえ楽しめる。もうちょっと短くまとめることもできたのでは?とか、これだけ尺があるならもっとキンバリーや弟のストーリーを膨らませることもできたのでは?とか思うところはあるが、主人公2人に集中することでブレずにすんだと評価しておこ。
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