Bluegeneさんの映画レビュー・感想・評価

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透明人間(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

まず大事なことを。🐶は死にません。

ウェルズの「透明人間」を現代風に換骨奪胎したスリラー。主人公は透明人間じゃなくて、彼にストーキングされる恋人のほう。この発想の転換が非常に効果的である。

冒頭、
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カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

4.5

ザ・ボスことブルース・スプリングスティーンは1984年のアルバム「ボーン・イン・ザ・USA」で誰もが知るビッグネームになった。英語がわかるはずのアメリカ人にさえこれを愛国主義的な歌だと勘違いした阿呆が>>続きを読む

SKIN/スキン(2019年製作の映画)

3.8

🐶☠️注意😭
最終日駆け込みで見てきた。白人至上主義者のグループから足抜けし、更生した青年の話。

まず舞台がオハイオのちっさな街。南部じゃない。主人公のブライオンが所属するのは60年代のヒッピー・コ
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ドクター・ドリトル(2020年製作の映画)

3.5

これまた子供時代によく読んだお話の実写化。うーん、可もなく不可もなく。声の出演が豪華なのを除くと特筆する点はない感じ。ところどころ笑えるシーンもあり、ハラハラする展開もあり、でも見終わったあと何も残ら>>続きを読む

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.0

子供の頃に読んだきりで漠然としか覚えてなかったけれど、エイミーのキャラがずいぶん記憶と違っていた。結婚に憧れる少女というイメージだったのが、「女性にとって結婚は経済の問題だ」と辛辣な意見をいうんだから>>続きを読む

エジソンズ・ゲーム(2019年製作の映画)

4.0

オープニングの「後援 一般社団法人 電気学会」でブフォてなった。

びっくりしたのは、この頃から特許という考え方があったということ。アイディアを登録して使用料を取るって、そのアイディア自体がすごいと思
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ソニック・ザ・ムービー(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ソニックがハリネズミだと知らず「青い猫みたいなキャラ」と認識していたので、ヘッジホッグって名乗られて衝撃だった。でもキャラデザ変更して正解だったと思います!

友情モノ+主人公をつけ狙うマッドサイエン
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ジャームッシュ監督のゆるゆるなゾンビ映画。ときどき微妙にメタフィクションなセリフを交えつつ、アメリカの小さな町にゾンビが蔓延していく様子を描く。

ときどき挟まれる小ネタがいい感じ。アダム・ドライバー
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ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)

4.2

ゲイを指す隠語に「ドロシーの友達」というのがある、と知ったのは「セルロイド・クローゼット」を見たときだったろうか。「オズの魔法使い」でドロシーを演じたジュディ・ガーランドは有名なゲイ・アイコンの一人だ>>続きを読む

テリー・ギリアムのドン・キホーテ(2018年製作の映画)

4.5

もはや完成することはないと思われていたギリアムのドン・キホーテがついに日の目を見ることに。

期待値を下げてったせいもあるだろうけど、思いのほか素晴らしかった。テイストとしては「フィッシャー・キング」
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野性の呼び声(2020年製作の映画)

3.8

ただひたすらモフモフを尊ぶ映画。もふもふもふもふ。

予告編を見てるとハリソン・フォードとわんこしか出てこないかのようだったけど、実は彼が出てくるのは後半のみ。前半はオマール・シーの郵便配達ソリの話が
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ナショナル・シアター・ライヴ 2020 「リーマン・トリロジー」(2019年製作の映画)

4.2

2008年の金融大恐慌の代名詞となった投資銀行、リーマン・ブラザーズ。その礎は150年前、ドイツ移民のリーマン兄弟がアラバマ州で立ち上げた小さな木綿商会だった。

実業で成功した第一世代、金融業に進出
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キャッツ(2019年製作の映画)

-

いやあもう何を見せられたのかちょっと記憶を消したい。

トレイラーではもっと猫っぽかったと思うのだが、完全に遺伝子操作によって作られたヒトとネコのハイブリッド生命体😨アルファ・ラルファ通りにいるのこう
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

「驚異のワンカット撮影」みたいな煽り文句のせいで、最初は「どこで編集入るのかな」と変なところが気になってしまったが、飛行機が落ちてくるあたりからそういう雑念は消えてストーリーに入っていくことができた。>>続きを読む

グッドライアー 偽りのゲーム(2019年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

これはめちゃめちゃ後味の悪い映画だった。

ロイが詐欺師なのは冒頭で描かれるので詐欺師がカモられる話というのはすぐに見当がつく。ロイがベルリン行きを嫌がるあたりで、これは訳ありだなーひょっとして戦犯と
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ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

3.5

謎のタイトルはリングネームだったw

人生をリセットしたい漁師の青年と施設を脱走したダウン症の青年のロードムービー。

シャイア・ラブーフというと今やお騒がせセレブの仲間入りした感があるが、けっこう好
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

世界的ベストセラーの完結編の出版を控え、各国語版も世界同時発売を目論む出版社社長は、リーク対策のため9か国語の翻訳者をカンヅメにしていっせいに作業させることにする。だがその最中に冒頭部分がネット上に流>>続きを読む

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

フーダニットもののセオリーを踏襲しつつ、殺人犯の思惑が外れて殺人自体が起こってなかったという倒錯したミステリー。

作家の自殺の顛末は中盤で明らかになる。が、ミステリーに慣れてると「いやマーサは怪しい
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マザーレス・ブルックリン(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

フランクの帽子に(文字通り)鍵があるのは最初から見当がつくのでミステリーとしては今ひとつだが、キャラクター造形はそれを補って余りある。主人公はもちろん、マイルス・デイヴィスがモデルと思しきジャズ・ミュ>>続きを読む

ヒックとドラゴン 聖地への冒険(2019年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

続編が劇場公開されずまさかのDVDスルーされた「ヒックとドラゴン」三作目にして最終章。

年末に字幕版、年明けてから吹き替え版を鑑賞。3D上映を見られなかったのはかえすがえすも残念である。スターウォー
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

トレイラーではコミカルな面が強調されていたけれど、主人公はナチスおたくの10歳の少年である。イマジナリー・フレンドがヒトラーなのも、「親衛隊に入って総統の親友になりたい」と熱望しているからだ。

もっ
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

フォードとフェラーリの一大バトル!みたいなタイトルだが、わりとそこは短い。どっちかっていうとフォード内のナワバリ争いみたいな話が多い。ル・マン24の終わり方もそれに引きずられた感じだったし。

ストー
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テッド・バンディ(2019年製作の映画)

3.8

2019年の鑑賞納め。

テッド・バンディは70年代アメリカのシリアル・キラーで、若い女性を30人以上殺害したことで知られている。この作品は彼の婚約者だったエリザベス・クレプファーの回顧録をベースにし
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

2020年の鑑賞第一作は昨年のパルム・ドール受賞作。

しかし見終わって、「これ誰が寄生虫なん…?」と混乱してしまった。たしかに主人公たちは嘘をついて富豪の家に入り込む。その過程で元いた運転手と家政婦
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ドッグマン(2018年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

マルチェッロとシモーネの関係が、大人になってドラえもんに助けてもらえなくなったのび太とジャイアンみたいであった…

体がデカくて乱暴者のシモーネは町の鼻つまみものだが、怒ると手がつけられないほど暴れる
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氷上の王、ジョン・カリー(2018年製作の映画)

3.8

北国育ちなせいかスケート競技は子供の頃から馴染みがあって、フィギュアスケートを見るのも大好きだった。最初にファンになった選手はロビン・カズンズ。彼はジョン・カリーの次のオリンピック・チャンピオンだ。こ>>続きを読む

メアリーの総て(2017年製作の映画)

3.4

「フランケンシュタイン」を書いたメアリー・シェリーがパーシー・シェリーの妻だったのは知っていたけれど、母親が女権拡張論者で父親が無神論者かつアナキストだったとは知らなかった。血は争えない。

あと、な
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

4.8

レバノンの映画と聞いて、つい「流入する難民と地元民との対立を描いた映画かな」と思ってしまったのだが、全く違った。それどころかたぶん日本でも通用する普遍的な問題、児童虐待がテーマなのだ。

とはいえ、日
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ノーザン・ソウル(2014年製作の映画)

4.0

60年代のイングランド北部で局所的に起こった音楽ムーブメント「ノーザン・ソウル」。ミュージシャンが生まれたのではなく、主にアメリカのマイナーなソウル・ミュージックをかけるクラブが大盛況だったそうだ。つ>>続きを読む

THE UPSIDE 最強のふたり/人生の動かし方(2017年製作の映画)

3.2

日本でも大ヒットしたフランス映画「最強のふたり」のハリウッド・リメイク。

リメイクが決まったという発表は仏版日本公開時(2012年秋)に聞いていたんだけど、それから一向に噂を聞かないのでてっきりお蔵
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

これは映画の内容がどうこうではなく、よく42年間生き延びたなおまいらもオイラもって意味をこめて満点。生き延びなかった方もいますけれど…(;ω;)

三部作に一貫性がないという批判も見かけるんだけど、キ
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家族を想うとき(2019年製作の映画)

4.5

ケン・ローチ監督の新作は、個人事業主として配送業者の下請けになった男の悲劇。

建設業を転々としたリッキーは、友達の勧めで個人事業主として宅配のドライバーになる。目標は家族のために家を買うことだ。配達
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ジュマンジ/ネクスト・レベル(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

続編と聞いてまず思ったのは、ゲームのアバターはそのままで中の人を総入れ替えにするのか、それとも前回のメンバーそのままなのか?という点だった。もし後者だとすると、またゲームの中に入る理由づけが難しいんじ>>続きを読む

映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ストップモーション・アニメの最高峰、アードマンの看板シリーズ「ひつじのショーン」最新作。

地球に迷い込んだエイリアンのこども、ルーラ。アニキ(?)としての責任感に目覚めたショーンは彼女が乗ってきた宇
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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

「あのシャイニングの続編!」「あの恐怖のホテルふたたび!」みたいな前評判ばかり聞かされたので、そのたびに「いや原作はそんなんじゃないし」と弱々しい抵抗を試みていた。

でやっと見てきた。前半はね、「あ
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アイリッシュマン(2019年製作の映画)

4.6

資金難で頓挫しそうなところをNETFLIXが救ったスコセッシ監督の「アイリッシュマン」。上映期間の条件でもめてアメリカでは限定公開となったそうだが、日本でも一部の劇場で上映されたのを見ることができた>>続きを読む

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