Bluegeneさんの映画レビュー・感想・評価

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ナショナル・シアター・ライヴ 2018 「フォーリーズ」(2017年製作の映画)

4.0

取り壊しが決まったブロードウェイの古い劇場で、かつて「ワイズマン・ガールズ」として知られたレヴュー・ショウの主役たちが同窓会を開く。

若い頃を懐かしむ歌がかわるがわる披露されるが、主役は2組のカップ
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ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男(2017年製作の映画)

3.8

1980年のウィンブルドン決勝戦、ボルグ対マッケンローの伝説的な一戦を題材に、ビヨン・ボルグという天才プレイヤーの孤独に切り込んだ作品。

当時は日本でもテニスブームだったので、そのころテニスに親しん
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ヒトラーと戦った22日間(2018年製作の映画)

3.8

最近、ホロコーストやナチスがらみの映画の邦題はなんでも「ヒトラー」がついてるような気がするが、この映画も特にヒトラーは出てこない。原題は ”Sobibor”、現在のポーランドにあったソビボル絶滅収容所>>続きを読む

スターリンの葬送狂騒曲(2017年製作の映画)

4.0

20世紀の独裁者といえば真っ先にヒトラーの名前が挙がるだろうが、ソ連のスターリン、中国の毛沢東は第二次大戦後も自国民や衛星国の国民に暴虐の限りを尽くして天寿をまっとうした。この「スターリンの葬送狂騒曲>>続きを読む

イカリエ-XB1(1963年製作の映画)

4.0

1963年チェコスロバキア産というビンテージもののSF映画。

2163年、人類初の太陽系外有人探査船イカリエ-XB1 が打ち上げられた。40名のクルーとオートボットが目指すはアルファ・ケンタウリ。彼
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

ゾンビが出る、という以外なんの予備知識もなく見にきました。

『ゾンビ映画の撮影クルーの話なのね…撮影してたらホンモノの🧟‍♂️に襲われる系?おおおおやっぱりそうか!ゾンビに襲われてもカメラを止めるな
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ヒトラーを欺いた黄色い星(2017年製作の映画)

4.0

先日見た『ゲッベルスと私』とちょうど対をなすような作品。ベルリンに潜伏した4人のユダヤ人がどのように生きのびたかを描く。

1943年6月、ゲッベルスは首都からユダヤ人を一掃したと発表するが、この時点
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.0

雪深いワイオミングのインディアン居留地で若い女性の死体が発見される。ハンターのコリーは新米FBIエージェントのジェーンを手伝って彼女の死の真相を追う。

捜査の過程で見えてくるワイオミングの自然の過酷
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

3.8

主人公のオギーは遺伝子疾患のために生まれつき顔が変形しており、小さいころから20回以上の手術を受けていた。10歳になったとき、両親はこれまでのホームスクーリングをやめて小学校に通わせる決断をする。奇異>>続きを読む

ゲッベルスと私(2016年製作の映画)

4.0

終戦前の3年間ゲッベルスの秘書をつとめたブリュンヒルデ・ポムゼルへのインタビュー(というより独白に近い)と、当時のニュースやプロパガンダ映像とで構成したドキュメンタリー。

戦後ずっと沈黙を守ってきた
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未来のミライ(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

日本のアニメは普段あまり見ないんだけれど、トレイラーがtimy wimy な感じだったので見てみた。

残念ながらそういう方向性の監督さんじゃなかったようで…未来や過去の家族に会うのは特別な事件だし、
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アーリーマン〜ダグと仲間のキックオフ!〜(2018年製作の映画)

4.2

「ひつじのショーン」のアードマンの新作長編。

『先史時代を舞台に、原始人ダグと仲間たちが、暴君ヌース卿に奪われた大切な故郷を取り返すため、サッカーで戦いを挑む』

エディ・レドメイン、トム・ヒドルス
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グッバイ・ゴダール!(2017年製作の映画)

4.0

見るつもりだった映画が満席で、代わりに前知識なしに入ったのだが、意外とコミカルな話で楽しめた。主演の女優がとてもチャーミングで、「女優はフランスに限る」という私の信念が裏付けられたw

ゴダールは「勝
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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

乳幼児の誘拐の中には、子供に恵まれなかった女性がフラフラと連れ去ってしまうケースがあるらしい。この映画の主人公もそんな被害に遭った子供。25年のあいだ誘拐犯の夫婦を両親と信じ、エアロックの外は汚染され>>続きを読む

ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

この人たちは健忘症なのかな⁈ 前作で恐竜たちを軍事利用しようとしてた連中がいたことを忘れちゃったのかな⁇ それをおいといても、センチメンタルな理由で外来種を自然環境に放しちゃダメだろ!

前作も「そん
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

4.2

アメリカの観客動員は今ひとつだったようだが、よくできたスペースオペラだった。ただ、たしかに噂に聞いたとおり映像は暗め。物理的に光量が足りないというか。

‪話の展開が早く、危機に陥ってはそこから抜け出
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

この映画で描かれているのはみんな「捨てられた人たち」だ。

夫に捨てられたハツエは元夫の再婚後の家庭にたかっている。離婚していれば遺族年金を受け取ることはできないので、正式な離婚をしていなかったのかも
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モリーズ・ゲーム(2017年製作の映画)

3.5

「アイ、トーニャ」と同じく、トップアスリートの転落人生を描いた実話もの。

モリーはトップクラスのアスリートだったが、文武両道をモットーとする父親のもと、学業でも優秀な成績をおさめる。だがオリンピック
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デッドプール2(2018年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

先行して見てきた人たちから「どっかんどっかん笑った」「腹筋痛い」と聞いていたんだけど、冒頭でいきなりヴァネッサが死んでしまい、「ヴァネッサああああああ」「いやああああ」て気持ちを引きずったまま見ていた>>続きを読む

マルクス・エンゲルス(2017年製作の映画)

4.0

19世紀中盤、産業革命の結果としてブルジョワジーとプロレタリアートという階級が現れた時、そのありように異議をとなえる運動が起こった。当局から危険分子と見なされ、文献の発禁処分や国外追放といった迫害を受>>続きを読む

犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ストップモーションアニメというと最近では「クボ」があったけれど、「犬ヶ島」はあの作品よりも動きがカクカクした感じで、それがいい味を出していた。日本文化を取り入れつつも、舞台はレトロモダンで不思議なウェ>>続きを読む

ナショナル・シアター・ライヴ 2018 「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」(2017年製作の映画)

4.2

タイトルロールの二人はシェイクスピアの「ハムレット」の登場人物である。ハムレットの学友として王子の気晴らしを命じられ、劇の終盤ではハムレットを英国王のもとに連れていく端役だ。

この芝居は端役から見た
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ピーターラビット(2018年製作の映画)

4.0

ピーターのお父さんをパイにして食べてしまった極悪人、マクレガー。いや農夫としては畑を荒らす害獣を退治して美味しくいただいただけですが…

このマクレガーさんの甥っ子をヴィランに据え、ウィンダミアの野生
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

なんだかとらえどころのない、奇妙な映画だった。

北部イタリアに住む教養があり裕福なユダヤ人一家。家族構成は美術か文学が専門のユダヤ系アメリカ人の大学教授と、やはり美術に造詣の深いユダヤ系フランス人の
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

4.1

フロリダ、ディズニー・ワールド近くの安モーテルに住むシングルマザーのヘイリーと6歳になる娘のムーニーを中心に、アメリカの貧困層の姿を描く。

「フロリダ・プロジェクト」の「プロジェクト」は本来は低所得
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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

4.0

ナンシー・ケリガン襲撃事件。古くからのフィギュアスケート・ファンには忘れられない事件だろう。疑惑の渦中のトーニャ・ハーディングが、泣きながら審判団にスケート靴を見せたリレハンメル五輪のフリー演技もはっ>>続きを読む

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

見終わって、いまけっこうびっくりしている。「指輪物語」のサウロンが指輪を手にしたところで物語が終わったようなものだから(o_o)

サノスの大望が成就し、宇宙から生命の半分が消えた。アベンジャーズやガ
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

エログロな映像もFワードもなく、友達が力を合わせて困難に立ち向かうというストーリーなので、お子様が見ても安心なファミリー映画である。ゲーム世界が舞台ということもあって「ジュマンジ」とちょっと被る。>>続きを読む

ワンダーストラック(2017年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

モノクロの1927年、カラーの1977年。家を出てニューヨークの自然史博物館に迷い込んだ少女と少年、それぞれのささやかな冒険。灰色狼のジオラマが時空を超えて二人を結びつける。

ていう構想は面白かった
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ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

70年代に起きた、石油王ジャン・ポール・ゲティの孫の誘拐事件を題材にした作品。セクハラ問題でケヴィン・スペイシーが降板し、クリストファー・プラマーを代役に起用して撮り直したことで話題になった。

イタ
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女は二度決断する(2017年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

ハンブルグに住むカティアはヘイト・クライムで夫と子供を失うが、逮捕された犯人たちは裁判で無罪とされてしまう。釈放された彼らがギリシアでバカンスを楽しんでいると知った彼女は、ある決意を秘めてギリシアに向>>続きを読む

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