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哭悲/The Sadnessのxavierのレビュー・感想・評価

哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)
3.4
この悲しみと悪意は感染する…
謎の感染症"アルヴィン"に対処して来た台湾。感染しても風邪に似た軽い症状しか現れないことから"アルヴィン"に対する警戒心が緩んでいたが、突如ウィルスが変異し感染者たちを凶暴にさせ、殺人や拷問といった残虐な行為を行い始める。そんな状況の中、恋人同士のジュンジョーとカイティンの2人は離れ離れに。感染者の群れから逃れ病院に逃げ込んだカイティンをジュンジョーは助けに向かうが…
ストーリーはこんな感じ。
描写は容赦ないぐらいエグい。集団で人を襲い貪り食ったり、絶命を越えるほどの惨殺を繰り広げられてるんだからね。
でも怖さよりも気持ち悪いっていう方が強いかな。まぁ、香港ホラーのこんな感じって今に始まった事じゃないしね。
昔、"殺人犯"って香港のサスペンス映画を観たことがあるんだけど、それも凄まじかったね。そして驚愕のラスト…これも気持ち悪かったなぁ…(因みにこの作品"エスター"っぽいんだよね。製作年が同じなので、もしかしたらパクったのかも)

今回の作品も総じてホント気持ち悪い。
設定が意識は通常通り動いてるんだけど、欲求を止める事が出来ず、残虐な行為に走ってしまうって設定だから仕方がない所もあるんだけどね。
だけど電車でカイティンに絡むオジサンはちょっと飛び抜けてるよね。ネチっ濃くて執念深いところとかね。

描写もやり過ぎな所があるよね。いくら、直接的に描いてないとしても○○○○まで殺すとは…ホントやり過ぎ!
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