ワンシチュエーションの先駆け的作品。
セットは一つだけ、無名の俳優たちを起用するこで、低予算でも見せ方とアイディア次第で面白い作品が作れるという見本。
ストーリーの完成度としてはSAWのほうが上だけど、そもそもこれが無きゃSAWも生まれなかったかもしれない。
初めて観た時は衝撃受けた。
特にオープニングのシーンが斬新。
あのシーンだけでキューブがどれだけ恐ろしい場所なのか分かるし、グログロ。
バイオハザードのみょーん！て感じで角切りキムチにされるシーンはキューブのオマージュ？笑
極限状態に放り込まれた時に人間の本性が現れる。
いつトラップが発動するのか？
誰が生き残るのか？
この中にスパイがいるのでは？
見知らぬ者同士だからこその疑心暗鬼が程よい緊張感。
連れてこられた目的とか、拐われた人々に何か共通点があるのかなどは今回明かされないので、そのあたりを不満に思う人は合わないかも。
そちらは前日譚の｢CUBE ZERO｣で明かされるので、気になる人はそちらもどうぞ！
