変わった映画なのに、すごいロマンチック。
はじめてのパク・チャヌク映画。バイオレンスとエロが強烈な監督らしいけど、本作ではその辺はまったくなく。なのに、すごい官能的だなと思った。
編集のテンポ感とか、急なズームイン、ズームアウトとか、何その描き方、みたいなのが面白い。話の展開はよくあるメロドラマ的な感じなのに、絵面がすごく斬新で面白かった。
2人は結局、被疑者と刑事という関係性込みで惹かれあってるから、永遠に関係を進展させたりすることができないんじゃないかと思った。禁断の関係が燃えるのって、そういう理由もあるよね。ちょっと、後半長いなって思ったけど、面白かった。