TAKUMARO

別れる決心のTAKUMAROのレビュー・感想・評価

別れる決心(2022年製作の映画)
4.0
プラトニックが醸し出す危うさ。

ストーカーな展開も古典的なミステリー感、ユーモアもありながらパク・チャヌク監督テイストのバランスが秀逸。
ラスト、コーションでは大胆なシーンが多かったタン・ウェイがプラトニックながらラスト、コーション以上に妖艶さを醸し出している。
中国語と韓国語のもどかしいやりとりが絶妙な感情を生み、勘違いをも生み出す。
ラストシーンのある種の女の身勝手さと男の愚かさが切ない。

・前売り◯、パンフレット◯
■2023年劇場観賞記録-014
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