思い出すのは、あの部屋の壁紙。
1秒も見逃すまいとのめり込んで観たし、たかが惹かれあってしまった二人の物語なのかもしれないけど、それがあそこまで完璧に描かれるのすごすぎる！ラスト、なにあれ…………。
ちょっと、ニヤニヤしてしまうくらい惚れ込んでしまった。
未解決事件のまま見つからないでいるなんて、ドラマティックすぎ…。
よくあんなラスト思いつくなぁ…。
パンフの監督のコメントで
「本作は大人のための映画です。喪失の物語を悲劇的なものとして語るのではなく、繊細さとエレガンスとユーモアをもって表現しようとしました。大人たちに語りかけるような形で…」
って書いてあってめちゃくちゃ嬉しくなった。
これぞ映画って思うし、ベネデッタもそうやけどわからないことの豊かさみたいなことについて考えが捗ってめちゃくちゃ充実した体験だった。
パンフの完成度も本当に好き。
