トリとロキタのささいのレビュー・感想・評価

言葉が出ない。

映画と言うよりドキュメンタリーに近い作品。もっと風刺的でリアル。リアル過ぎる。
移民がどんな扱われ方をするのか、その問題の根底は何なのか。

テーマは移民問題で、モチーフに家族愛があるだけ、泣けるわけではない、泣くと言うよりも衝撃で空いた口が塞がらなくなる。

憤り。

無音のエンドロール。これは我々に、このような移民問題について考える空白を提示するような時間だった。