HidekiIshimoto

クライムズ・オブ・ザ・フューチャーのHidekiIshimotoのレビュー・感想・評価

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wiki文いじくって要約するならば、リトアニア系ユダヤ人で犯罪専門ジャーナリストの父とピアニストの母のもとにカナダで生まれ、大学では生化学と生物学と英文学を学び、バロウズやナボコフを耽読し、極めて優秀成績で卒業し、肛門から侵入し宿主を操る寄生生物映画でデビューし、役者として殺人狂の精神科医とか演じながらぐちゃぐちゃ映画中心に撮り続けてたら、フランス政府から芸術文化勲章、トロント大学から名誉法学博士号を授与され、カナダ最高の勲章オーダー・オブ・カナダオフィサーも受勲、で世界待望の新作発表。とこれがクローネンバーグのパブリックな人物像ってことになる。ははあどうやらこの世界は思ったより多様らしい。と思った。で新作観た感想は、やっぱり宮崎駿新作のとほぼ一緒。集大成のような解りにくい造りでスコアも保留。駿同様最終作なのかもわからなくなる。どちらも80代にして怒涛の新章スタートだとしたら、麻生太郎の妄言「人生百年時代」は本当なのかも。駿と並べて気付いたけど、このオチはナウシカ原作と同じ⁈ってことで宮崎駿を"日本のクローネンバーグ"、クローネンバーグを"カナダの宮崎駿"と俺認定。
追記:近い未来の、アートではなく退屈の成れの果てを描いた映画だと思う。