公開初日に見てきました。1900年初頭の北海道が舞台で、力のある人間達が競り合いながら隠された埋蔵金を探していくというストーリー。
原作は一切見てないので原作との比較はできないんだけど、村や町のロケーション、残虐描写、アクションなどなど安っぽさがなく、クオリティの高い邦画を見たなという印象。最初の日露戦争のシーンはプライベートライアンを見てるようで(あそこまでグロくないけど)、見てる側としても気持ちを引き締められたし、そっからも息をつかせぬ展開続きで濃密な2時間を過ごせた。
主役の山崎賢人と山田杏奈の2人は元々好きだったんだけど、この映画を見てさらに好きになった。山崎賢人はイケメン俳優というよりアクション俳優に見えたし、山田杏奈も芯の強さが感じられてよかった。あとは文字通り頭のネジの飛んでた悪役の玉木宏が堂に入っててよかったし、矢本悠馬の小悪党みたいな感じもよかった。この残虐さならPG12じゃなくR15でもよかった気がするけど、最高なキャスティングで映画館で見てよかったと思う映画でした。
