原作読了済。
とてもとても良かった。かなりクオリティが高い。ストーリーが進んだのは原作3巻前半くらいまでだと思うが、それ以降に判明する思惑や設定も混ぜつつ綺麗にまとまっている。セリフの表現やモノローグの省略など漫画そのままだとコメディに寄りすぎてしまう部分も上手く翻案されていた。原作をリスペクトした実写化ってこういうことだろ。
ハイローファンとしては久保監督の音ハメとカット割りが気持ちいい胸熱アクションシーンはぜひ劇場で観て欲しい。後半の第七師団との馬チェイス(？)とか、特に良かった。
また、発表時の批判に思うところがあったので山﨑賢人の好演に最大限拍手を送りたい。舘ひろしの土方、玉木宏の鶴見中尉、大谷亮平の谷垣ニシパも皆良かった。それとビジュアルが公開された時は「こんな目がキラキラの尾形がいるかよ」と思った眞栄田郷敦だが動いていると普通にめちゃくちゃ尾形だった。
どうでもいいかもしれないが毎回熊が出没するカットの時点でもうかなり人物に接近しているので「その距離は仰け反ってる間に死ぬだろ」と思ってしまった。また、冒頭の衣装が全体的に使用感が無さすぎるのがちょっと気になった。
続編希望！
