JunichiOoya

ぜんぶ、ボクのせいのJunichiOoyaのレビュー・感想・評価

ぜんぶ、ボクのせい(2022年製作の映画)
1.0
正直に言うとシリア・ポールや大瀧詠一を穢された気分です。とてもとても残念です。

男の子が母親に叩きのめされて押し潰されそうになって、の平凡なストーリーなんだけど、その凡庸さを十重二十重に、これでもかと畳み掛ける上っ面の脚本にひたすら哀しくなる。

こんなの夢で逢おうがどこで逢おうが、素敵なことであるわけがない。

若葉竜也、木竜麻生、片岡礼子、オダギリジョー…。大好きな役者さんばかりなのに、皆さんの次回作ちょっと見る気が失せてしまいました。

それにしても、あの待ちぼうけは何なんでしょう? ありゃ岸恵子とショーケンの焼き直しじゃないですか。

この監督さんの『Noise』は結構楽しく見て、でも説明臭さとわざとらしさにちょっとイラッとして、上映後のトークの時にそのことを質問したのを覚えてます。
というか、その辺り、次回作をとても楽しみにしていたのに…。
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