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ノック 終末の訪問者のwoosのレビュー・感想・評価

ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)
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新宿バルト9にて字幕版を鑑賞。
2023年新作劇場鑑賞23作目。
客席は8割くらい。
テーマ「シャマラン的黙示録」

[全体として]
シャマラン映画は走って観に行く派なので、世間の評価がどうだろうと、劇場で観る事にしている。
お話的には、休暇か何かを利用して夫と夫、養子の娘という現代的な3人家族が、森のコテージ(英語ではキャビン)に来たら、超ゴツいおっさん(バウティスタ)が現れて、虫(バッタ)取り中の娘に向かって親と話をさせて欲しいと言う。が、武器を持ったおっさんの仲間に怯えた娘はそれを拒否。
コテージに逃げ込むが、おっさん側が押し入り、世界を救うためにあるお願いをする。。と言う感じのはなし。
まあ、冒頭映るのがバッタ(多分イナゴのメタファー)だったり、主な登場人物が7人だったり、ノックの回数が7回だったりで、もろヨハネの黙示録的な話なんだろうと思ったが、案の定そんな感じだった。でも、そこはシャマラン映画なので、ものすごくシャマランぽい話になっていた。

[良かったところ]
オープニングのタイトルクレジットからして、80〜90年代のホラー映画雰囲気かつ、ヒッチコックっぽかったり舞台が森の中のキャビンなので、まあその時代のホラー映画オマージュなんだろうなぁと思った。そのあたりの雰囲気は好きなので良かった。
ヨハネの黙示録とか福音派が好きそうな題材にしては、ゲイカップルが主人公だし、単純に宗教を肯定する内容になっていないのも良かった。

[気になったところ]
何かあんまり捻りがなくて、淡々と起こるべく事が起こっている気がした。
あと、シャマラン映画を見慣れていない人はどこで楽しめばいいのか分からないかも知れない。

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シャマラン初心者むけではない作品だったと思いますが、割と楽しめるところは楽しめました。
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