ザリくん

呪詛のザリくんのレビュー・感想・評価

呪詛(2022年製作の映画)
3.5
撮影者の「皆さんの力を借りるためにこれを撮った・・・」と告白から始まるPOVホラー。このジャンルの中では一番面白かったかも。

呪いのビデオシリーズとか好きな人には是非見て欲しい。いや、なるべく多くの人見よう❗️ 視聴者参加型です。画面の前で御一緒にホーホッシオンイーシーセンウーマ・・・

「昔入ってはいけない地下室へ入ってその呪いを家族が受ける」という王道展開なのだが、「哭声」並のオカルト要素満載の詰め込み具合で、ちゃんと決めるシーンはしっかり怖く作ってあって良かった。部屋の電気全部消した見て楽しかった。
ただpovの宿命として日常シーンは退屈かもしれない。誤魔化すために6年前の時間軸を短時間で行ったり来たりしていたような。

悪魔崇拝のアジアverのようで
ヒンドゥーの破壊神カーリーが祀ってあったり、耳なし芳一大量生産してたり、焼死体、わらわら沸く虫、蓮コラなど気持ち悪いものがたくさん登場して良かった。

終盤おどかしシーンラッシュが入るのはお約束なのだが「やめろ、驚かさないでくれ!」は笑った。
何でもかんでも撮っているモキュメンタリーあるあるの不自然をちゃんと回収してて気持ちよかった。
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