美しい映像とスッと入り込めるストーリー展開で、観た後に心地良い余韻を残す作品です。
撮影したのは冬場だったそうですが、主演のお二人がフレッシュで春に封切るのにふさわしいと感じました。
CGを駆使してのアクションやファンタジー要素を期待すると少し控えめな感じもありますが、そこもこの作品の柔らかな世界観とのバランスを保っていたと思います。
薬湯を薦めたり、あんみつを食べる場面などは見ていてホッコリするし、徐々に間を詰めて行って清霞が美世の小さな頭を抱きしめるシーンはキュンですね。エンドロールに流れるSnowManの「タペストリー」もピッタリでした。
総じてハラハラドキドキも程よく盛り込まれていて、久しぶりに奥ゆかしいというか、日本映画も良いなと思える作品でした。
帰りにお花見などすると、なお佳き1日となりますw
